8日目。
素敵な村だったセルレルを出発し、一同フランス側へ戻ります。

Ainsa/アインサでトイレ休憩をし、ピレネー山脈越えのルートで次の目的地まで走ります。約400キロの道のりです。
ちなみに、アインサで見かけた樋。
縦樋がない!
え?雨が降ったらドバドバ落ちるの??と、ハテナ。
そしてフランスとスペイン、日本みたいにコンビニがないのでトイレに本当に苦労しました。
とにかくトイレがない!
トイレに行きたくなったら、飲みたくなくてもカフェでコーヒーを頼み、トイレを借ります。
(またトイレに行きたくなると言う謎のループが発生)
アインサは8世紀にできた村らしく、中世の歴史の面影を感じる街並みで、タイムスリップしたような雰囲気でした。

さて、いよいよ国境越えです。
スペイン側のピレネー山脈はゴツゴツとした岩山でしたが、国境を越えるとあら不思議。
緑が美しい山肌に変わります。
無事にホテルにチェックインをし、長旅の疲れを美味しいワインで癒します。
9日目。
次なる目的地はサンセバスティアン。
実は8年前にも訪れたことがありますが、今は人気の観光地になっているようで、ホテルも高騰!車で気軽に乗りこめないそうで、今回は電車で中心地へ移動です。
まるで京都みたいですね。

電車に揺られてサンセバスティアン!
海に大人も子供も大はしゃぎ!
結局びしょぬれになりました(笑)
海で遊んだあとはピンチョスのお店を探しに市街地へ。

8年前に行ったお店をGoogleMapで登録してた私。美味しいピンチョスを食べることができました。偉い(笑)
もう、ものすんごい人で注文するのに一苦労。
ここは清水寺か?ってくらい人人人でした。。。もういいかな。
そしてこの日の夜。悲劇は起こります(笑)
子供たちが寝静まった後、ふと足を触るとイボみたいな感触が。
よく見るとマダニじゃありませんか!
パニックになった私は夫を叩き起こし、取って!取って!と。
後から知ったのですが、素人がマダニを取ったらダメなんですね。
幸いにも綺麗に取れた(夫よありがとう)のですが、念のため医療機関を受診した方が良いとの山のプロ義理父のアドバイスで、翌朝診療所へ連れてってもらいました。

フランスの診療所は日本と違って、受付もなく、事前予約をしていたので待合室で少し待った後すぐに呼ばれて診察室へ。
女医さんに診てもらったのですが、診察後お支払いはその場で女医さんが処理。すぐに帰れてスムーズ。田舎の小さな診療所だったのもあるかもしれませんが。
おかげさまでその後は特に目立った炎症反応もなく、ホッとしました~。
そして何と言っても今回ラッキーだったのが、まさに怪我の功名!外から見るだけだった建物に入ることができ、内部の構造を知れて勉強になりました。

ま、マダニは懲り懲りですがね。
(フランスで双子卵でラッキー!と浮かれていたのに)