長年使われていなかった執務室を社長室に改装したいとご依頼がありました。
応接スペースは壁面にタモのリブパネルを採用し、床はタモの幅広積層フロアに。
柔らかい印象を取り入れる為にリブパネルの入り隅はアールにしてみました。(大工さん泣かせでした)
執務室は応接室とは雰囲気を変え、床はタイルカーペット敷き、間仕切り建具はサンワカンパニーのクアドロスリムを採用。
上部を開ける事によって、空調を効率よく使えるように計画致しました。
南に面した開口部を背にコーナー型の造作家具を製作し、着座すると全てに手が届くレイアウトに。
木の温もりを感じる応接室と、柔らかな光りが差し込む執務室。
一つの空間に執務室と応接室の2つの異なったデザインのある、温かい社長室が完成致しました。